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前回のコラムでは受験シーズン、入学シーズンにあたり、教育費など一般的な子育て費用についてご紹介しました(記事の後半部分で前回のコラムをご覧いただけます)。子育て費用の大部分を占める教育費の負担は非常に大きいですよね。今回のコラムではその教育費の負担を軽減してくれる各種奨学金制度についてご紹介します。
日本の奨学金制度は、国内の学生を対象にさまざまな形態で提供されています。以下に、主な奨学金プログラムについて簡単に説明しますが、最新の情報を確認するためには、関連する機関や大学のウェブサイト、または奨学金プログラムの公式サイトを参照してください。
1. 日本学生支援機構奨学金(JASSO奨学金):
2. 地方自治体奨学金:
· 一部の地方自治体は、地域にゆかりのある学生や優れた成績を持つ学生に対して奨学金を提供しています。自治体によって条件や給付額が異なります。
3. 大学や専門学校の奨学金:
· 大学や専門学校自体が独自に奨学金を用意していることがあります。これらの奨学金は学校ごとに異なりますので、入学前に確認が必要です。
4. 企業奨学金:
· 一部の企業は、学生に対して奨学金を提供しています。これは、将来その企業で働くことを前提としたものが多いです。
奨学金の応募資格や給付条件はプログラムごとに異なりますので、具体的な詳細は奨学金提供機関やプログラムの規定を確認してください。また、奨学金を受けるためには、日本での学業成績や生活態度が考慮されることが一般的です。
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---------(前回のコラム)--------------------------------------------------------------------
今年も受験シーズンがやってきました。4月には多くの若者が大学入学など新生活を迎えます。教育費は子供を育てるうえで不可欠で重要な費用項目ですが、その他にも考えなくてはならない費用がいくつもあります。以下は一般的な子育て費用の一部です。
子育てにかかる費用は家計にとって相当な割合を占めることになります。ライフプランを考えるうえで子育て費用がいくらくらいになるのか把握することはとても重要です。内閣府の調査によると、子育てに必要な費用で教育費以外の養育費は子供が生まれてから高校卒業までで1,000万円程度になると試算されています。
教育費は更にお金がかかります。幼稚園から大学まで国公立に進んだ場合は総額で1,000円強ですが、すべて私立だった場合文系でも総額で約2,500万円となります。私立理系や医学系に進んだ場合はこれ以上です。
養育費と教育費を合わせると子育て費用は一人あたり2,000万円から4,000万円となり、家庭のキャッシュフロー上無視できない金額となります。非常に重い負担と思われるかもしれませんが、ライフプランをしっかり考え準備することで備えることが可能です。児童手当や高校の修学支援金など国や自治体の支援を利用することや、学資保険や積立を活用することも考えられます。
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